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ソフトウェアテスト・QA

明治図書出版様

確かな技術力で伝統ある学習教材の開発スピードと品質の向上に貢献

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1912年の創業以来、教育分野一筋で教師向けの教育専門書や小中学校の学習参考書の出版を行っている明治図書出版株式会社様。2022年よりサービスを開始したデジタル学習アプリ「MANAVIRIA(マナビリア)」のテスト計画からテスト実施までをご支援しました。

弊社にご相談いただいた背景を教えてください。

私たちは現在、中学校の生徒さんがPCやタブレット端末でご利用できるWeb学習アプリ「MANAVIRIA(マナビリア)」を提供しています。このマナビリアの開発中、最初は開発ベンダーさんにテストを実施いただいていたのですが、コスト面や端末の保有数、アサインできるエンジニアの人数に課題を感じるようになっていました。普段のテストは兎も角として、受け入れテストを当社側で実施するのはリソースと精度の面で不安があったため、外部のテスト会社に依頼することを検討し始めました。

やはり受け入れテストはアプリを利用する生徒さんと先生方、それぞれの目線に立って実施しなければなりません。私たちでテストを行うとなると「見落とし」が発生するリスクが気になりました。実際に学校現場で利用していただくことを考えたときに、例えば事実と異なる結果が出て、それが生徒さんの成績に反映されてしまったら、プロダクトだけでなく利用していただいた学校側の信用問題にもつながってしまいます。そういった影響を考えた際に、プロの方々にご依頼することでテストの精度を担保し、学校現場に安心して利用してほしいと考えました。外部にご依頼すると決めた後は、いくつかテスト会社さんにお話を聞かせてもらい、その中からProVisionさんにお願いしたという流れです。

弊社を選んでいただいた理由はどのようなところにございますか。

コスト面を主に、ご提案の内容を総合的に検討しまして、ProVisionさんにお願いさせていただきました。ProVisionさんは松竹梅の複数プランを出してくれて、非常に検討しやすかった記憶がありますね。テスト設計やテスト実施をここまでやったらいくらです、と具体的にイメージがしやすくて、最初にご依頼してからかれこれ1年半以上お付き合いいただいています。

現在弊社はどのようにご支援させていただいているのでしょうか。

開発のスプリントを進める中で、チケット単位での実装が行われたら、順次必要なテストを実施してもらっています。あとはデプロイ前のシナリオテストなどをやっていただく形ですね。また、大型アップデートの際に受け入れテストも別途実施していただいています。

テストの進め方としては、月ごとに発行されるチケット数に応じて、その都度テスト計画について話し合いながら進めています。SlackやBacklogを使って細かくやり取りしていて、大体のコミュニケーションはテキストベースで完結するほどに関係性は構築されているので、非常に助かっています。もちろん必要があればハドルミーティングなどで直接会話をしていますが、全体的にコミュニケーションはスムーズですね。

弊社がご支援していることで感じる変化や効果などはございますか。

チケット単位での実装のミスや抜け漏れをきちんとキャッチしてもらえている点に大きな安心感があります。ProVisionさんのテスト結果を見ると、私や弊社のメンバーが見たとしても見過ごしてしまうだろうなと感じるポイントも多く、やはり培った知見からくる視点というのはお任せできる一番の理由だと思います。あとはやはり開発のスピードですね。チケットをパッと見てすぐに適切なテストを実施してくれるので、確認待ちのタイムロスなく修正をかけられますし、テストをお任せしている分、エンジニアが他の作業に時間をかけることができるので、ご依頼する前と比べると格段に開発スピードがあがりました。

今後弊社に求めることやご要望はありますか。

現在マナビリアは弊社の紙の教材を採用してくださった学校へ、採用特典として提供しています。特典としてデジタル教材を提供することで、様々な学校の先生、生徒からのフィードバックをもとに機能を拡充したり、ブラッシュアップしています。今後はデジタル教材のみ単体での採用も見込まれるため、マナビリア自体の品質向上は必須ですからProVisionさんには良きパートナーとして一緒にマナビリアを創っていってくださると嬉しいです。

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